その名は、大国主神(おおくにぬしのかみ)

場所は、東京・神田。世界的な電気街の秋葉原のはずれに、神田明神という神社がある。

3柱の神様を祀ってある神社で、それぞれ、縁結び・商売繁昌・除災厄除、3つのご利益があるとかないとか・・・

そんなわけで、毎年恒例、仕事始めの夕刻にやってきました。ほぼ、会社員。商売繁昌のご利益目的で参拝に来ている方も多いことでしょう。

今年のこの人混みは例年以上です

  • 「縁結び」は、 大穴牟遅神(おおなむじのかみ)またの名を、だいこく様
  • 「商売繁昌」は、少名毘古那神(すくなびこなのかみ)またの名を、えびす様
  • 「除災厄除」は、平将門命(たいらのまさかどのみこと)

のように、3つの神を祀っているそうな。

日本の神話を書き綴った書物に『古事記』というのがある。その『古事記』によれば、大国主神(おおくにぬしのかみ)は日本の国創りに貢献したそうな。

大国主神(おおくにぬしのかみ)の別名が、大穴牟遅神(おおなむじのかみ)である。

ということをですね、わかって参拝するのと、そうでないのとでは、やっぱり違いますよね?!

日本の風習として、仕事納めや仕事初めには仕事を切り上げ、参拝する姿が見られます。個人的には、この良き風習があたりまえのように未来永劫続くことを願うのです。

2020-01-06
22:50:33

あとがき

縁結びの 大穴牟遅神(おおなむじのかみ)、つまり大国主神(おおくにぬしのかみ)は、神話「因幡の白兎」に出てくる神様ですね。

出雲大社にある白ウサギ 2017年2月 西30度方位取りにて

商売繁昌の少名毘古那神(すくなびこなのかみ)は、島根県の三保関という所で、大国主神(おおくにぬしのかみ)と出会い、一緒に国造りを行いました。(以前、方位取りで美保関に行ったな~)

美保関 青石畳通り

最初2つは神なのですが、最後の平将門命(たいらのまさかどのみこと)さんは、元々人間だった人を死後、神として崇め祀ったようです。

因幡の白兎

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