本日は11月4日(戊戌月 庚寅日)。占いの世界では10月です。
10月は戌であり五行で言うところの土の月。
五行で言うところの土の月とは・・
・1年を5等分して、そのうちの1つを土の季節とする
・夏の後に土の季節を設ける
・各季節の終わりにちょっとだけ土の季節を設ける(これが巷で言う土用)
・特定の土の季節などはないものとして扱う
少なくとも4つの説がありつつも、世の主流は3番目の考え方のようで、つまりはこうです。
土は春でも夏でも秋でも冬でもない、明確な季節感のない月
季節の変わり目の月
というわけで、その季節の変わり目に何年ぶりだろうか?油断して熱を出しました。良いきっかけなので思い切って暫し完全休養を取りました。そんなこともあって、投稿もここしばらく小休止となり、本稿が20日ぶりのまともな記事となりそうです。
こんにちは、吉倉大晄 です。
ここから本題です。
出会えたお相手との相性はどうなのか?という質問も多いですが、そもそもお相手との出会いはいつなのか?
占い実践としてはこちらのほうが圧倒的な多さです。さて、どんな判定方法があるのでしょうか・・
日主が干合する星が巡る時期(個人的にはこれよく使います)
桃花(紅艶)の神殺星が巡る時期
日支と支合(三合)する星が巡る時期(➡出会いで終わる)
官星が巡る時期(➡結婚につながる)
等々。
物事には色々な見方があるように、占いも一つの見方だけでなく複数の見方を会得しておくと何かと便利です。
単なる出会いで終わるのではなく、その後の発展性も考えて、より良いお相手と出会える時期はいつなのか?
理想的なお相手との出会いの時期は?!!
用神が巡る時期
例えば、・・
女性にとってのお相手(男性)は官星です。自星と比べて大きすぎず、小さすぎず、食傷から剋されることも少なく、自星が健旺な、そんな状態にしてくれる星(用神)が巡れば最高でしょう。
◇女性
通根・通根・丙・丁
【用神】通根・通根・丙・丁
(時) | (日) | (月) | (年) |
乙 | 戊 | 乙 | 癸 |
卯 | 寅 | 丑 | 卯 |
冬月の土(戊)です。
日主の土(戊)は根っこをもたない土。まずは、根っこが2つ欲しい。
水気が多い土の山。木(乙)の力でも十二分に根を張り巡らせられる柔らかい山土。
おかげで、木(乙)が茂りすぎる。
火(丙)で温めてから、火(丁)で燃やしてしまおう。
2016-11-05
21:50:55
おまけ
この女性の場合は、大運・年運・etc…で用神(通根・通根・丙・丁)が巡ったとき、理想的なお相手が現れることでしょう。
『大運・年運・etc…で用神(通根・通根・丙・丁)が巡ったとき』
とはいっても、一生に巡ってくる大運・年運は生まれた瞬間から決まっている先天運にすぎません。
ですので、変えられません。
先天運を変えるには、所詮、意識を替え、必要な星(用神)を自分で生産する(星の自己生産)以外に方法はありません。
とは言え、そのようなことを簡単に出来れば誰も苦労はしませんし迷い人にもなりません。そこでetc…の出番となるわけです。
触媒のような役目をし、意識を変えやすくする方法が、
相性のよい人とつきあう
相性のよい食べ物・カラー・職業を意識する
相性のよい方位を取る
相性のよい環境に囲まれる(家相・風水・・)
とは言え、最終的に気持ちを切り替えられるかどうかは結局のところご本人次第となります。
例えば、方位取りなんかで、方位先でじっとして本を読んで日々過ごすのと、効果(象意)を意識してアクティブに行動するのでは効果の大きさが変わります。温泉に入るのも同じことですし、その土地の水や食べ物を積極的に取り入れるのも同じことです。
どの手法を取るにせよ、意識を替える手助けをしているにすぎませんが、現実面ではコスト対効果を考えないといけませんね・・(^.^)
次回その8
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