私は丙(ひのえ)を身にまとった丁(ひのと)
私は丁
私・丁は本来、か弱い炎。常にゆらゆらと、揺らめいている炎。
周囲のちょっとした変化で、気持ちが変化する。
力を持つ者の影響を必要以上に魂が感じ取る。
だけど普段は太陽(丙)を身にまとっている。
私・丁の本当の部分は内側に。外見は太陽(丙)のように。
だから・・、他人から見たら、あたかも太陽(丙)のように見えるのだろう。
私・丁は太陽(丙)のように力強い。
地上には大きな河、大きな海、大きな湖があるようだ。
雪やヒョウやあられが降り注いでいる激寒の地表。
別段、私・丁は何もしていないのに、磁石で引き寄せられたかのように目の前に雨雲が立ちはだかる。
こうも一年中厚い雨雲に覆われていては、私・丁の輝きを地上までは届けられない。
この厚い雨雲さえなければ・・それが、私・丁の想い。
私・丁の輝きで水面を煌めかせ、そこに私・丁が太陽のように映し出される日を待ち望む。
いつかそんな日が訪れることを切に願いながら時を重ねる。
永遠に続く夜がないように、この余分な雨雲も時が来れば消えてゆく。
その時期はもう近い。
ある日、突如として現れた木(甲)が雨雲をすべて吸い取ってくれる。
私・丁が放つ太陽光により水面は眩しいばかりに煌めき、私・丁自身がそこに映し出されているのが見える。
待ち望んでいた私・丁の願いと希望。
その幻想的な光景に誰もが惹きつけられ、多くの人が集まり、そして私・丁は誰からも愛される存在となる。
極寒の太陽(丙)
太陽(丙)は強い。
炎(丁)と違い、水(壬)をかけられた所で、消えてなくなりはしないし、何があっても太陽はなくなったりはしない。例えそれが身にまとっているだけだとしても無くなりはしない。
(水をコントロールする)
もし女性なら、水(壬)は男性を示す。
水(壬)をコントロールすることが幸せな恋愛・幸せな結婚へとつながる。
必要なのは甲
◆丙をまとった丁
通根・甲・甲➡甲・甲
【用神】甲・甲・甲・通根
(時) | (日) | (月) | (年) |
丙 | 丁 | 壬 | 壬 |
午 | 亥 | 子 | 戌 |
炎(丁)はまるで太陽(丙)であるかのように装う・・
(時) | (日) | (月) | (年) |
丙 | 【丙】 | 壬 | 壬 |
午 | 亥 | 子 | 戌 |
真冬(子)の太陽(丙)。
一年のうちで一番寒い時期。じっとしているだけで、身も心も凍りそう。
そんな太陽(丙)にとって、助かる道はただ一つ。
木(甲)がほしい。2つほしい。
さらに太陽(丙)の根っこもほしい。
ここから先は直感でさじ加減・・
水(壬)は普段の真冬以上に勢いがある。
だから、あと1つ木(甲)と太陽(丙)の根っこを加えてみようか。
2016-10-14(丙申年 戊戌月 巳己日)
23:04:55(戊戌:丁卯:戊辰)
解説
相剋する水と火だけで構成される八字。(両神相剋格)
通関神である木(甲)が巡ることが吉を呼ぶ。
丁は丙に近貼し、かつ壬と干合する。
水と火だけの組み合わせはエキゾチック、この世のものとは思えないほどの印象を受ける。
おまけ
生まれた年月日時の八文字から運勢を見極めるわけですが、
もともときれいな星の並びの人は良い命式だというが・・・
ちょっとした大きな星が巡ることで大きく崩れる。崩れることに対して抵抗力がないから余計大きな変化として体感する。
一方で、元々偏った並びの人はある特定の星が巡ることで大きく飛躍できる。この変化、体感は計り知れない。
こっちのほうが良い命式だと思うのだが、私の考え方は間違っているだろうか・・?
勿論、どの星が吉で凶なのかをきちんとご本人が把握しておくことは必要なのでしょうね。
次回その7
コメント欄 (お問い合わせはホームメニューから)