対馬を後にして
2017年9月西30度4日目9月24日、時刻は朝4時半。
まだ外は真っ暗で、日の出までには時間がかなりある。早々と身支度を済ませ、誰もいない1Fロビーカウンターにルームキーを戻し、宿泊先を静かに後にした。
上空を見上げれば、かなり高い位置に冬を代表するオリオン座、その右斜め上にスバル、反対の左斜め下に天空一明るい恒星シリウスが見える。オリオン座の肩をかすめるようにうっすっらと天の川が見えている。北には北斗七星があり、その柄杓の延長線上には北極星が輝いている。東の空にはシリウス並みに明るい星があるが、時刻・方角・色とその明るさから察するにおそらく金星だろう。
まだ真っ暗な近くの浜辺で座禅を組み、目を閉じ深く呼吸をし、瞑想をする。30分経過したころ目を開ければ、すでに東の空は明るくなっていた。
吉倉大晄 です。こんばんわ。
今、私は千葉県の蘇我(そが)にいます。
対馬の最北限からバスと飛行機を乗り継ぎ、その日の夕方には自宅の東京・池袋へ到着。そこからほぼ徹夜で荷造りをして、翌日夕方にはここ曽我へ引越しを終えました。
はじめは何となく
8月初旬、漠然と東南60度を意識し始めました。当初は引越しまでは考えに入れていませんでしたが、条件が重なり結果的にこうなりました。
- 9月は大吉方月
- 9月は2年ごとのお部屋の更新月
- 9月は3年ぶりの線路月
- 最近気になりだした周辺の騒音
賃貸物件の更新料って結構馬鹿になりませんし、通年ならそのまま更新するところを、三碧の象意としか思えない騒音に悩まされるなか引越しを検討しました。と同時に、この9月は線路を取るのに絶好の月であり、一挙に引越しモードに切り替わりました。
過去の引越し歴は2回、ともに凶方位
時期 | 方位 | 移動距離 | 吉凶 |
1991年12月下旬 | 東南60度 | 18km | 月盤:暗剣殺
年盤:普通 |
1992年12月下旬 | 北30度 | 17km | 月盤:暗剣殺
年盤:本命殺 |
過去の引越しは2回とも凶方位です。(仮吉方は除いています)
方位を知る前のことでもあり、意図的に方位を見ないと高確率で凶方位となるのは致し方ありません。ですがそれにしても見事なくらい凶を踏んでいることに唖然とします。特に、最初の引越しでの凶作用が切れ始める1年後に、すかさず2回目の凶を取っているところなんか、これ偶然なの?と思いたくなります。
物件の選定
今回、25年ぶりの引越しとなりました。
気持ちが固まればあとは即行動です。物件探しは2年前に行った仮吉方と同じ要領で行いました。
方位は東南60度、距離が問題だ
距離をどうするか?
都内限定で考えた場合、旧自宅からの東南60度の方位は皇居方面になります。当然、家賃は高いです。さらにその先はお台場となり、余計に家賃が高くなります。
場所は45km離れた辰の方位
紆余曲折・・・現実面と方位とのバランスを取った結果、思い切って距離を伸ばした45km先の辰の方位(東南60度)に決まりました。
一時は引越しを断念
9月11日の明け方みた夢はとても気持ちの良い吉夢であり、何事もうまくゆくことを暗示していました。がしかし、翌日には諸事情から引越しを断念しました。
ですが、時と共に結局は夢が示す通りの展開となり、せかされるように手続きを済ませ、現在に至ります。
気の根づき
少しでも早く気をこの土地に根を付かせるために、取る行動といえば、方位取りと一緒です。
もしかしたらと思い、近場で探してみたら、源泉かけ流しの温泉がありました。
月盤が切り替わる節入り(10月8日)までの連日、温泉に浸かり、酒を飲み、なるべくその土地の食べ物を食す。もちろん、自然時間の前日22時30分までには部屋にいる。
9月25日に引越しをして今日で20日目。
気の根づき・・・今はまだ感じられない。
さて、何日目で気の根づきが感じられるだろうか、いまから楽しみだ。
2017-10-15
18:44:57
おまけ解説
25年間の習慣を変えるということ
潜在的に引越願望はあったと思いますが、ただ、同じ場所に25年間ともなるとその土地に気はしっかり根付いていますので、住み慣れた場所をわざわざ離れ、環境を変えて一からというのは現実面でする気がまったくおきません。それに反し行動を起こしたのは目で見ているもの以外の力が働いたからだと感じています。
引越しとなると以外にも多くのことを変えなければならない。その過程で今まで身にまとわりついていた垢みたいなものがそぎ落とされていく感覚はここちよいものがあります。
年初、部屋の中の不用品を処分しすっきりしたと思っていましたが、実際に引越し先で改めて気づく不用品の多さ・・・、なぜ今まで捨てずに持っていたのだろうと痛感しています。
方位効果特有の現象
漠然と思い始めて、実現するまでに、不動産会社や引越し業者の営業さんなど多くに人が関わってくれました。変更やキャンセルしたりしても皆さんとても感じ良く応対してくれました。まるで引越しをせかされるように、ご縁のなかった業者さんも含めタイミング良く、必要な時に必要なタイミングで必要な人が現れ応対してくれました。
実に楽しかった今回の引越し。吉方位への引越しだけあって先が読める。たぶんこうなるだろうと思ったことがその通り実現する不思議さとその気持ちよさ。
すでに東南60度の効果と思われている現象は出ていますが、本格的に具体的な効果が出るのはこれから。私としては、距離45km東南60度の引越しがどのような効果を生み出すかが非常に興味があります。流通している書籍やネットの情報から導びくのではなく、実際にどうなるかをもとにして理論を組み立てていくのが方位の面白さだと感じています。
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