今年も蒸暑い夏でございます~。日本の夏・・・恒例行事には色々ありますが、本日のお題は土用の丑の日です。
吉倉大晄 です。こんにちは。
少し前まで35度越えになろうかという猛暑の東京でしたが、ここ最近雨模様のせいか、今日はそれほど気温は上がらず。とはいえ湿度の高い日本の夏のことですから、決して快適とは言えません。
こういう時は、心に素直に。夕方、少し寄り道して散策するのが私なりのベストな解です。なんとなくで、途中、銀座に寄り道してきました。
永らく探していた文具があり、思いつくまま何気に雑貨屋に入ったらビンゴ。ありましたお目当てのものが。店を出たらすぐお隣に立ち飲みのバーがあり、迷わずお酒を少々。時刻はまだ18時。でも仕事帰りの時刻でもあり、結構良い感じでお客が入っている。
そんな雰囲気の中、お酒の力を借りながら、今日の記事のネタを頭の中でああでもないこうでもないと・・・
土用の丑の日を考える
今年の夏の土用は丑の日が2度あります。本日はその2度目の丑の日です。土用期間が約18日(=72日/4)の一方で、十二支の丑は13日サイクルで巡りますので、年によって、こういうことが起こるのですね。
では、土用とは何か、なぜ丑なのか、なぜウナギなのか・・・
それぞれはネット検索すればもっともらしい答えは容易に見つかります。
丑の日に「う」で始まる食べ物を食べると夏負けしないという風習にかこつけて、ウナギ販促目的にあえて旬ではない夏の土用にウナギを食べましょうとなった。それが、夏の土用の丑の日にウナギを食べる理由。というのが最有力な説。
とすると、おおよそ納得はいくが、そもそも土用とは何かとの疑問が頭をよぎるのであ~る。
土用とは何か
季節は4つ。春夏秋冬
これを五行と1対1に紐づけようとした際に、土に相当する季節がない為、つじつま合わせの為に土用という季節を設けたのである。
春・・・木
夏・・・火
秋・・・金
冬・・・水
土用・・・土
※現在ではこの土の置き場を土用とよんでいる。
ではなぜこの土の置き場を、各季節の変わり目の直前に置いたのかの疑問が残る。
土の置き場は4通り
ここで歴史をたどってみると、実は土の置き場には説が4つある。
- 1年を均等に5分割し、夏と秋の間に土をおく
- 夏の後半に土をおく
- 季節の変わり目の直前に土をおく
- 土を一切考慮しない(ひいていえば通年)
今、私たちが一般的に言う土用と言っているのは、この3番目の説である。
私が何を言いたいのかというと・・・
土用殺は考慮すべきかの問いに答える
このように土用の根拠があいまいなので、私は、方位取りで土用殺は考慮しません。
土用殺があるんだと思えばそれは実体となるし、ないと思えば、それはないのである。あ~不思議。要は理論よりも、気持ち(精神に宿るエネルギー)が大事ということですね。
おしまい!!
2017-08-06
00:59:26
解説
占いには色々な占術がある。
中でも、一番左脳(論理的思考)よりの占術が四柱推命であろう。勿論、右脳的に使うこともできるが、やはり基本理論の習得にはかなり左脳に負担がかかると思う。
各理論も、出所を調べると非常にあいまいな個所があり、何が正しくて何がそうでないのか迷うことだろう。
未熟者の私が言うのも大変恐縮ではあるが、そんな時、私は、常にこう考えている。
『信じて占えばそれで善し。である。』
一般には実体はないと思われている『気持ち』が持つエネルギーについて、こちらの本を読むことをお勧めする。
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