四柱推命 ☆ イメージで捉える ☆ 命式の印象化 その2

 

印象化の第一段階

写真) 印象化の第一段階 下絵の作成

 

3月初の記事です。

先日の沖縄・台湾方位取り以来、泉のように考えが湧いてきています。
どうも人は極限状態なほうが良い考えが出るようです。

どこかの時点で記録を残しておかないと、せっかくの考えが消えて行ってしまいそうですので、何かしら手段を考えないといけないかなと思っています。


では、本題です。

四柱推命は、誕生年月日時から十干と十二支の組み合わせ2枚4セット計8文字を作成し、『命式』と名付けています。

これだけだと単なる文字の並び(2×4の行列)であり、なんの意味も見い出せません。

本来、十干も十二支も数を数える道具にすぎませんでした。
それを昔の人々の叡智により、自然の成り立ち(陰陽五行)と紐づけて意味を持たせることで自然哲学として体系化させました。それが十干十二支という記号を用いた現代の四柱推命です。

十干十二支という記号から解釈し、自然の成り立ちや情景を言葉で説明していく・・・

このような作業は険しい道のりです。

元々ビジュアルなものなのだから、一枚の絵画を見るように、初めから絵として観て解釈すればよいではないですか。

そうすることで十干十二支という記号から解釈した時とはまた違った切り口で解釈ができるようになるってもんです。

記号に変換された十干十二支をインバース(逆変換)して、本来の自然の形に戻し、そのまま解釈しようという試み(印象化)が、このシリーズの趣旨なのです。


このような考えは諸先輩の大先生方が実践されてきているので、別にあたらしいことではありません。

このような考え方に対して、名称とかついている節がどうも見つけられない・・・
ですので、とりあえずは以降の説明上の都合もあるので、ここで当ブログ内限定で名称をつけておきます。

 『命式の印象化』(単に『印象化』)

また、印象化した際のイメージ像そのものを

 『命式の印象画』(単に『印象画』)


とま、堅い話から入りましたが、別に難しい話ではありません。

実践あるのみです。最近、ある命式についてどう印象化しようか、手を拱いていましたが、とにかく手を動かせば何とかなるだろうと、とにかく描いてみました。

ご覧ください。

命式としては完成型

印象画) すでに命式としては完成型?

 
この方は、決して五行のバランスが取れている訳ではありません。むしろかなり偏っています。が、この独特の景観が良いと感じますし、私は好きだなーこういう景観・・・
私自身は、このままで良いと思いますが、どうでしょうか?
結局は、何を望むかは当のご本人次第ですので、この絵が指し示す人生を望まないようでしたら手を加える事になります。

なお、この絵の五行バランスシートはこんな感じになります。 

東方合半会を2つ

図) 五行バランス 東方合半会を2つもっている 木が相対的に強い!


頭の中で、大雑把にこんな感じかなで印象図を描いてみる。
木が相当強いのは命式からは確かですが、後からこのようにバランスシートを作ってみると、そうだよな~と、妙に納得します。
 
印象図では木の根が地中深く広範囲に張り巡らされていて、ものすごくしっかりした大木に描いています。また、そういう気持ちで描いています。
なお、この方は、芸術的というかスピ系というかカリスマ性というか第一印象がすごかった・・・ 世の中すごい人がいるものです。
 
2016.3.9
01:57
 
おまけ解説
命式の印象画はあくまでその方の生まれ持った素の運勢を表しています。
一生このままな訳はありません。
その年に巡る『気』の影響とその方固有の5年サイクルの『気』の影響を受けて印象画は変化します。
今年はいったいどのように変化しているのだろうか・・・?
 
前回書いた上の記事が割とアクセスが多いので、だったらシリーズにしようかと思い、試しに記事を作ってみました。
お試しということで、軽く流して読んでみてくだされば光栄です。
 

コメント欄 (お問い合わせはホームメニューから)