今日書こうと思っていたネタはお蔵入り。先ほど湯船に浸かりながら少し考えていました。
何かというと、占い屋が使う四柱推命ということで、主に用神(無条件に命式に吉の作用をする星)を使って解決策を見い出すということを記事にしているわけですが・・・
人が本来もつ運勢・性格の欠点を修正するのが用神なわけですが、必ずしも修正することが良しなのかと。良しかどうかを決める基準はあくまでその人自身の心・・それに、往々にして、人には欠点があるからこそ人間味があり人から好意を受けるわけで・・
そんなわけで、用神を用いることは非常に理にかなっているが、それがすべてを解決するとも思えず、時と場合により、その人に一番合った処方箋を考えないといけないなと・・そんなことをしばし考えておりました。
こんばんは 吉倉大晄 です。
前回からの続き・・あくまで用神にこだわっていきたいと思います。
再度、袋小路的なパターン。
①出会いのチャンス多いんですけど~そのチャンスを生かさない・生かせない~★
②出会いのチャンス多いんでそれを生かすんですけど~なぜかくっついたり離れたりの繰り返し・・∞
③なんでかな~そもそも出会いが少ない ❢
④いいと思ったのにな~出会えた相手がいまいち・・♀
⑤どうしてかな~出会えて良い相手だと向こうがさよならする~😢
⑥一度は憧れるロマンチストすぎな盲目の恋~💖
⑦見た目で決めない、家柄、財産等々吟味~超現実路線まっしぐら
これら7つは四柱推命の観点から星の配置により、①②、③④⑤、⑥、⑦ に別けることができます。
理想的なお相手との出会いの時期は?!!
用神が巡る時期
例えば、・・
女性にとってのお相手(男性)は官星です。自星と比べて大きすぎず、小さすぎず、食傷から剋されることも少なく、自星が健旺な、そんな状態にしてくれる星(用神)が巡れば最高でしょう。
◇女性
通根・通根・丙(戊)・丁(・癸)
【用神】通根・通根・丁(・癸)
日主の土(己)は根っこをもたない土。まずは、根っこが2つ欲しい。
金気が多い砂利畑。木(甲)が根を張りずらい土。
火(丙)で土(己)を温めてから、火(丁)で金(庚・辛)を溶かしてしまおう。
使えそうな土壌になったら最後に水(癸)を加えてみようか。
2016-11-10
23:58:46
おまけ
この女性の場合は、大運・年運・etc…で用神(通根・通根・丁)が巡ったとき、理想的なお相手が現れることでしょう。
③④⑤は上記のような八字を持つ人にありがちなパターンです。(漏星が官星を必要以上に剋している)
勿論、③④⑤のような人は、用神(通根・通根・丁)を取らずとも官星の木(甲)が巡った時、お相手は現れるでしょうね。けれどもそれでは八字が根本的に抱えた問題点は置き去りのまま。お相手が現れた後の発展性を考えるなら、用神(通根・通根・丁)を取るほうがより良い選択です。
辰(土)の月について少し。
ルーツをたどると、土の月とは、
『木(春)・火(夏)・金(秋)・水(冬)の4つの季節だけだと五行ではなく四行になってしまい、五行説として扱いずらくなるので、無理やり作ったに等しいのが土の季節。』
ということらしい。
この土は各季節の終わりとして扱うのが主流。十二支で言うところの、丑・辰・未・戌となります。
湿った土・・丑・辰
乾いた土・・未・戌
これら土の十二支は周りの環境に非常によく影響を受ける。
辰が最も影響を受け、主体性なし、強い五行に従う。
戌はその次に主体性なし、強い五行に従う。
未はどちらかというと火に従う。周りの状況次第では寝返る。
丑はかなり大方、水に従う。でも周りの状況次第。
土の十二支は強いものになびく・・・
例えば、
10月の戌月は乾いた土。本来はカラッカラの乾いた土ですが、そこに水を加えれば湿った土となり金をよく生む土と化す。つまり、気温が低い(=水分の多い)八字の人にとっての戌は、より気温を下げる金を生み出す土となる。
同様に、4月の辰月は湿った土、近くに大きな金があれば、金をよく生む土と化す。
今日はここ迄、次回は⑥のパターンを持つ八字です。ではまた。
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