占い屋が使う四柱推命その3 ☆ 四柱推命で観る相性3

相性問題は人類共通の問題です

占い内容で一番多いのは、この相性問題ですね。

当ブログでも、相性をキーワードにして多くの方が来訪していただいているようです。(中身は大した内容でなく、大変恐縮です。)

続編を早い時期にと思ったのが昨年の暮れ。その後、迷宮入りし、ここへきてやっと記事にできるかな、となりました。

ここまで長かった~~

この記事が書きたかったばかりにえらい険しい道のりを歩んできたかなという実感です。

なんせ、依頼内容ナンバーワンの相性問題ですから。これだけは抑えたかったのですよ。これと手相とタロットを使えば多角的に観れますしね。

辛と壬

  辛(水晶)と壬(海水)、丙(太陽)と壬(海水)の関係のように。必要な相手がいれば、その輝きは増す。それが相性というものです。(2016年8月の北30度一白の方位取り 山形県・由良海岸にて)


早速、本題・・・

前回その2やその1の記事は去年の12月ですね。

ほぼ一年前の記事ですが、いま読み返すと、非常に懐かしく感じます。

人はそれを流派と呼ぶ

1.相手と日干同士で干合・日支同士で支合しているのは良い相性

2.自身の日主と相手の日主が相生の関係は良い相性

3.夫妻宮が財の男性と、夫妻宮が官の女性の組み合わせは良い相性

巷で言われている主な相性の見方は大まかこの3タイプでしょうか?

上記1.は昨年12月の前回その2その1で記事にした内容ですね。


このような鑑定方法はすんなり出せるところに、とっても利点があります。

でも、その一方で、もっと深く相性問題を考えたい・・そうしたら今度は用神の出番となります。

水晶3輪

 水晶3輪(その土地の気入のため少し海水につけておきました)

用神の出番です

用神とは、無条件で命式に吉の作用をする星(十干十二支)のこと。

1.必要な用神をお互いが持ち合っていると相思相愛の捧げ合う関係

カップの2番

カップの2番 捧げ合う関係

2.必要な用神がお互い同じなら目標に向かって協力し合える絆の関係

カップの3番

カップの3番 同じ目標を共有する絆の関係

相性を観るには、この用神を出す・出せることが大切で、これは四柱推命の肝ですね。

では、また次回お会いしましょう。

2016-09-29(丙申年 丁酉月 甲寅日)
01:05:14

解説

相手とどういう心の関係にあるのか。

人との相性って、決して単純ではないですよ。

でもそこを何とかして良い相性の人を知りたい見つけ出したいとして試行錯誤。この用神という考え方をもとに相性を求める方法は実に理にかなった方法です。

この用神そのものを求めるために考慮するべきこと。それは・・・下記の6点。

五行バランス
日主の強弱バランス
推命気温バランス
乾湿バランス
日主と他の天干・地支との相関関係
内格or外格判断

相性を観るだけだから、といってもそのためには命式(+年運+大運+etc.)ごとの用神を出せないといけない。

えってな感じですが、ま、これも慣れですね。

論理的にどう理解していくかよりも、占い屋的に、これをどう使っていこうかどう使いこなそうかと思案中・・・


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