肘折温泉が開湯1200年を迎えた2007年の夏からはじまった灯籠絵の展示会「ひじおりの灯」
先日方位取りで訪れた山形県の肘折というところですが、身の回りの人に話してもご存知の方は皆無です。もちろん山形出身および近辺出身の方にとっては普通な存在らしいですが、東京人に話しても、どこ?みたいな顔をされます。
私も方位取り目的で調べなければ得れば知りえなかった場所ですし・・
湯治場として有名な場所ですが、結構年配の方ばかりかと思いましたら、思っていたよりも若い年齢の方が多くおられました。というのも、このわずかな夏の期間、冒頭の写真のように美術作品として温泉街の主要な場所に灯籠が飾られておりました。
東北芸術工科大学生・卒業生・先生方の作品です。すごく綺麗です。
こういった緻密さが要求される作業に適した人は、そういう手相を持っています。
まったく関係のない話から始まりましたが、前回の続きです。
信頼関係で結ばれる関係
相思相愛の関係のほかにも、信頼関係で結ばれる関係(愛・友情)というのもあります。
必要な用神がお互い同じなら目標に向かって協力し合える絆の関係ですね。
男性は水(癸)は干上がり、木(乙)は燃えている。女性は火炎に包まれた土。
◆男性
通根・通根・庚・庚➡庚・庚・通根・通根➡庚・庚・通根・壬
【用神】庚・庚・通根・壬
(時) | (日) | (月) | (年) |
丁 | 癸 | 乙 | 丁 |
巳 | 未 | 巳 | 未 |
夏月(巳)の水(癸)です。
この暑さでは根を張っていない水(癸)には、のどが渇いてさぞかし辛いことでしょう。
かといって水(癸)を加えても、木(乙)に吸い取られるのは釈然としない。
暑さの元の火(巳・未・巳・未)を弱めるのは金(庚)の力を借りるしかないだろう。
先に金(庚)が2つくらいほしい。後から水(癸)の根も2つくらいほしい。
ここから先は、直感でさじ加減・・
夏月(巳)のうえに火(巳・未・巳・未)の勢力が強い。水が多すぎるぐらいでちょうど良い。
根の代わりに壬を加えてみようか。
◇女性
庚・庚・壬・癸
【用神】庚・庚・壬・癸
(時) | (日) | (月) | (年) |
戊 | 戊 | 丁 | 丁 |
辰 | 戌 | 未 | 未 |
夏月の土(戊)です。
日主の土(戊)は根っこ(未・未)をもつ頑固な土。
ごくわずかの水分(辰)はあるが、それにしてもこの土の山を木で崩すにはきつい。
だから、金(庚・庚)を加え水(壬・癸)も加えて流してしまおう。
2016-10-03(丙申年 丁酉月 戊丑日)
23:54:03(丙戌:丁巳:丙寅)
少々解説
この男女はお互いにほぼ共通した用神となっていて、ともに
庚・庚・壬
を必要としている。
このお二方は、目標に向かって協力し合える絆の関係
相思相愛とはまた違った関係ですが、これも一つの愛情であることに違いありません。
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